松戸市無形文化財「上本郷の三匹獅子舞」

松戸市無形文化財「上本郷の三匹獅子舞」

2016年9月8日

上本郷の三匹獅子舞の特徴

笛の音に合わせて太鼓を叩きながら歩くのは和名ヶ谷の三匹獅子舞と同じですが、上本郷の獅子舞は大きく体をひねり、跳ねるようにして進む点が異なります。

上本郷の三匹獅子舞の特徴は、なんといってもそのダイナミックな動きです。

両手に15cm程度の短い太鼓のバチを持ち、上半身を大きく左右にひねりながらお腹のあたりにくくりつけられている太鼓を叩く動作を繰り返し、時折獅子頭に手を添えて悩んでいるようなポーズをします。この点は、どこの三匹獅子舞にも共通していますが、上本郷はその動きが大きく激しいのです。

また、内股でよろよろと歩くようなステップもしばしば見られます。

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