松戸市無形文化財「大橋の三匹獅子舞」

松戸市無形文化財「大橋の三匹獅子舞」

2016年10月16日

大橋の獅子舞は唄が入る

大橋の三匹獅子舞が他のものと異なる最大の特徴は、途中から唄が入る点です。

花籠

中盤になると猿や世話人が花籠を獅子たちに手渡していきます。

花籠が女獅子を飾り、「女獅子争い」の演目に入ります。

終盤

舞が終わりにさしかかると、猿は持っていたみかんを観衆に向かって投げます。大人気の猿なので、特に子どもたちが一生懸命取ろうと手を伸ばしています。

舞が終わると獅子と猿は社殿に戻り、終了です。

おまけ:舞のあとは……

舞の奉納が終わり、解散と思いきや、社殿前には多くの人垣が!

そう、お菓子が配られ(投げられ)るのです!

ドドドドドド!!!

この写真で、どれだけみなさんがお菓子争奪戦にアツくなっているかが伝わるかと思います。


以上、いかがだったでしょうか。

一般的に連想される獅子舞とはひと味もふた味も違う三匹獅子舞。
さらに松戸内でも地域によってバリエーション豊かなものとなっています。上本郷の三匹獅子舞和名ヶ谷の三匹獅子舞とも比べてみてください。

また、ご興味を持っていただけましたら、ぜひ実際にその目でご覧になってみてください。