第3回 松戸の寺社春色フォトコンテスト結果発表
(全応募作品その1)

2018年5月20日掲載

全応募作品

どれも素晴らしい作品ばかりです。ご応募くださった撮影者様渾身の、豪華絢爛な作品をぜひご覧ください(ご応募いただいた順に掲載しております)。
なお、どの作品も素晴らしく全てにコメントを添えさせていただきたいのですが、ありがたいことにたくさんのご応募いただいておりますので、惜しくも受賞を逃した作品に審査コメントを付記させていただきました。

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粕谷 勉 さん

新春の雪化粧1

「新春の雪化粧1」(●神社(たかおじんじゃ))
 ●=雨冠の下に"口"を3つ横に並べて、その下に"龍"の文字

撮影日時:1月23日

コメント: 前日の雪もやみ朝から青空がのぞく快晴の陽より、昨年11月に改装を終えた本堂の赤銅色をした屋根と残雪、松の緑とのコントラストが朝日に輝き神聖な雰囲気を醸し出していました。 朝陽が高くなるにつれ雪は見る間に溶け始め慌てて撮りました。境内に植えられた椿の花に積もった雪椿や狛犬に積もった雪は歌舞伎の鏡獅子の様にも見られ普段の景色とは異なり心が洗われるようでした。

【審査コメント】
・注連縄も新しく、新春の装いをしたお宮さんに雪が積もった翌日、晴れ上がった空がまぶしい。差し込む日差しは春である。

新春の雪化粧2

「新春の雪化粧2」(●神社(たかおじんじゃ))
 ●=雨冠の下に"口"を3つ横に並べて、その下に"龍"の文字
撮影日時:1月23日

コメント:同上

【審査コメント】
・初春の輝かしい朝である。鳥居を抜けて神社に向かう参道がきれいに除雪されているのも神社にかかわる人々のすがすがしい心の内が示されている。
・爽やかな青空と純白の積雪とのコントラストが美しいです。1月の撮影とのことで、まだまだ寒さの厳しい時期ですが、突き抜けるような青空にどこか春の足音を感じました。

新春の雪化粧3

「新春の雪化粧3」」(●神社(たかおじんじゃ))
 ●=雨冠の下に"口"を3つ横に並べて、その下に"龍"の文字
撮影日時:1月23日

コメント:同上

【審査コメント】
・真新しい注連縄が初春の喜びを伝えている。社務所と本殿をつなぐ道は、雪除けがされていて、神社関係者が朝早くからかいがいしく働いている様子が伝わる。いかにも現代にも生きているお宮さんという風情である。

門脇正晃さん

優美の桜

「優美の桜」(東漸寺
撮影日時:3月26日

コメント:しだれ桜の優美さを幹との対比で写してみました。

【審査コメント】
・花すだれの向こうにご本堂の姿が見えて安定の構図です。枝垂桜の弱った幹が痛々しいがかえって歴史を感じさせる。

まさまはさん

火灯し頃

「火灯し頃」(秋葉神社(松戸神社)
撮影日時:3月29日

コメント:夕暮れ時の静けさを感じられる神社をさくらと共に表現しました。

【審査コメント】
・陽が落ちて、神社入り口の提灯にも灯がともって、境内は森閑と静まり返っている。満開の桜が夕闇の中に控えている。夜桜を肴に酔客が醜態をさらす世間の習わしとは無縁な、びんと張りつめた神聖な空間がここにある。

朝桜く

「朝桜」(秋葉神社(松戸神社)
撮影日時:3月27日

コメント:朝陽に煌めく木々や鳥居を背景にして桜が浮かび上がるように捉えました。

【審査コメント】
・桜の花は美しく撮れていて秀逸です。背景の鳥居らしいものが判然としないのが残念です。

花びらく

「花びら」(秋葉神社(松戸神社)
撮影日時:3月29日

コメント蒼々とした草一面に広がる夥しいさくらの花びらを山門とともに収めました。

【審査コメント】
・薄い桃色の花びらが、抹茶色の芝生をまだら模様にデコレーション。天からも地からも、春の訪れを感じることができますね。
・桜を見る際は木の上の部分ばかりに目が行きがちですが、撮影者さんはあえてその下にひろがる花びらにシャッターを向けるという点が素晴らしいと思います。
・人にはない目線で撮影していることが魅力だと思います。
落ちたばかりの桜のはなびらと、苔と、日差し。全ての条件が整うことでこのような綺麗な写真が撮影できるのだと思います。その刹那な瞬間をこの角度から捉えていることに心惹かれました。

糸賀一典さん

夕陽に染められて

「夕陽に染められて」(本土寺
撮影日時:3月26日

コメント:夕陽に染まる桜の花と、神社の本殿とのコラボ写真。風の無い日を狙い、花びらが夕陽に透き通る様を撮りました。

【審査コメント】
・鮮やかで豊かな桜が連想されることの多い春に、この1枚を撮影する心意気に感服しました。
花びらの重なりが通す光量をランダムに変え、普段軽やかな桜が重厚な風合いをたたえています。集合体としての桜ではなく、桜一輪ごとにじっくりと鑑賞したい作品です。
一方で、本殿屋根との色彩のマッチングが抜群で、絵になる一枚という表現も当てはまってしまう深みのある作品になりました。
・被写界深度を浅くしぼやかした神社の背景と夕陽の淡い光を利用した、桜を上品に捉えた作品だと思います。
・夕陽に染められている花びらをうまく撮影できていると思います。
寺社と桜は相性が良く、他にもこれらを撮影した写真はありますが、それらと比べると、夕陽という短い時間のはかなさの表現が加えられていて、素晴らしいと思いました。

千木との共演

「千木との共演」(蘇羽鷹神社)
撮影日時:3月26日

コメント:関東地方では珍しい「千木」がある蘇羽鷹神社。また、千木と言う名前を知らない方もいらっしゃると思います。夕陽に合わせて、桜と撮ってみました。

【審査コメント】
・大胆にも桜の色彩を写さない挑戦的な一枚。その色にのみ注目してしまい気付かなかった愛らしいフォルムと、千木の独特な形を掘り起こし、どこか日本の原風景のような匂いを漂わせる作品です。
・淡い夕焼けのグラデーションに、桜と千木のシルエットが映えます。春らしさ、そして蘇羽鷹神社らしさを存分に切り取った一枚です。

夕闇迫る

「夕闇迫る」(東漸寺
撮影日時:3月25日

コメント:シダレザクラの樹木や枝ぶりを、迫力あるように超ローアングルから撮りました。月明りも一役買うように撮りました。

【審査コメント】
・枝垂桜の姿が夜空にくっきりと映し出されている。樹勢が衰えているこの木にも宿る命の力を感じながら、一抹の寂しさも感じます。

その2