「第5回 松戸の寺社春色フォトコンテスト」結果発表

「第5回 松戸の寺社春色フォトコンテスト」結果発表

2020年6月6日

2020年6月6日、「第5回 松戸の寺社春色フォトコンテスト」の結果が慎重な審査の上決定いたしました。

5回目を迎えた当コンテスト。本年は、新型コロナウイルス感染症の影響もあって例年よりご応募が少ない回でしたが、粒ぞろいの作品がそろっています。
ご応募いただいたすべての方に感謝いたします。

作品を通して、松戸の美しい自然と寺社を疑似体験していただければ幸いです。
そして、感染収束の暁には、ぜひ松戸に足を運んでみてくださいね。

なお、受賞された方には個別にご連絡を差し上げ賞品を発送いたしますので、今しばらくお待ちください。


大賞

「正一位前田稲荷大明神」

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坂の麓にひっそりと立つ佇まいが好きなお社です。古ぼけた茶色と、外来種のナガミヒナゲシのオレンジ色と、緑草のコントラストが美しいかったです。

作者:鳥巣 健太郎さん
撮影場所:正一位前田稲荷大明神(上本郷)
撮影日:2020/4/25

審査員コメント

数百年前または千年の昔に戻ったような素敵な光景です。私たちの体の中にある何かに対する畏敬の念を引き起こします。
天空から降り注ぐような木漏れ日も心地よく、昔を強く意識させてくれます。よくも撮影できたものと思います。
実は、1メートルも視界をはずすとあられもない現代の景色になりますが、カメラが捕らえたちょうどこの空間が歴史を感じさせているのです。
この時空の狭間を巧みに切り取った撮影者の感性が素晴らしい。

陽の光が差し込む中、そよ風にヒナゲシが揺れる……、まるでその場に身をおいているかのような、臨場感ある一枚です。


優秀賞①

「桜参道」

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本土寺の門に続く参道の桜並木が美しかったです。

作者:M.Tさん
撮影場所:本土寺
撮影日:2020/3/25

審査員コメント

文句なしにきれいですね。極楽浄土を彷彿とさせますね。
焦点深度が深くて手前から遠くまで、ぼやけることなく写されています。
素敵なお写真です。

花見客のいない参道でも、桜たちは例年通り満開でお出迎え。自然の強さをひしひしと感じます。


優秀賞②

「伝法寺の仏像と桜」

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桜の木が仏像に寄り添い、桜の花が揺れると仏像の背中を撫でているように見えました。

作者:鈴木 新一さん
撮影場所:伝法寺
撮影日:2020/3/21

審査員コメント

いつ見ても松戸にこんな素晴らしい桜があったのかとため息が出るほどの立派さです。
露出過剰気味にして明るい春のイメージを強調していますね。石灯籠、日蓮上人像、枝垂桜、本堂と奥行きのある写真になりました。
まとまりのある良いお写真になったと思います。

自然の恵みを間近に受けて、仏様もきっと嬉しいのではないでしょうか。仏像と桜に向かって合掌……。


優秀賞③

「花吹雪・・。舞う」

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桜並木が美しい参道では、花吹雪も素晴らしい景色を作り上げます。観光客の動きも見ながら、花吹雪が舞い散る瞬間を望遠撮影しました。

作者:糸賀 一典さん
撮影場所:東漸寺
撮影日:2020/3/28

審査員コメント

桜吹雪を捉えた写真ですね。これは華やかです。
カメラは、人々のウキウキ気分をうまくとらえています。

桜吹雪の瞬間を見事に捉えていますね。撮影技量に感心しました。まるでその場に居るかのような、リアリティのある一枚です。


以上、大賞1作品・優秀賞3作品をご紹介いたしました。

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