日光東照宮だけじゃない!こんなところにもお猿さん
日本で有名なお猿さんといえば、日光東照宮の「見ざる・聞かざる・言わざる」の3匹ですよね。
そんな3匹が、ここ松戸にもいるってご存知でしたか?
早速、明治神社の中で探してみましょう。
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こちらの青面金剛と書かれた石碑の下を見ると…
あっ!いました!
別の石碑にも…
こちらにも!
同じ青面金剛でも石碑によって、リアルな(ちょっと人間っぽい)3匹からデフォルメされたキュートな3匹まで、色々います。
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でも、そもそもなんで見ざる・言わざる・聞かざるの三猿がこんなところにいるの?という話ですよね。
実はこれ、「庚申待」という行事に関連した石碑なのです。
「え?コウシンマチ…って何?」という方も、「知ってるよ!人間の中の虫でしょ!」という方も、ここでおさらいしてみましょう。
庚申待
干支が庚申の日の夜に眠ると、人間の体内にいる三尸という虫が、天帝にその人間の悪事を報告に行くので、それを防ぐために寝ずに徹夜しよう!というのが庚申待です。
ちなみに、その庚申待をすべく集まった集団が庚申講です。
そうやって集まった庚申待のときに本尊(信仰の対象)となるのが青面金剛だったのです。
そうすると、青面金剛って何?という話になりますが、葛飾柴又でお馴染みの帝釈天の使者なんだそうです。その字の通り、体は青色なんだとか。
さらに、神道では猿田彦神を祀るからとか、庚申の使いは猿だったとか、庚申の「申」はさるだから…(さる年の人はお馴染みですね)などといった理由があって、三猿も添えられることが多かったんだそうです。
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明治神社には、とにかく庚申待に関連した石碑がわんさかあります。
一番わかりやすいのは、このような「庚申塔」と刻まれた石碑ですね。
庚申待は、何やら一晩中せっせとお祈りしているように思えますが、実際は村や近所の人たちで集まって色々おしゃべりしたり、宴会したりと一種の行事になっていたようです。
数百年の昔、ここでも夜更けに歓談が行われていたのでしょうか。
みなさんも明治神社にお越しの際は、素敵な社殿はもちろん石碑を見て、昔この地でおしゃべりしていた人たちに思いを馳せてみてください。