松戸市無形文化財「大橋の三匹獅子舞」

松戸市無形文化財「大橋の三匹獅子舞」

2016年10月16日

2015年10月24日(土)、大橋の胡録神社で三匹獅子舞を見学してきました。

大橋の三匹獅子舞について

上本郷及び和名ケ谷とともに、昭和44年4月に市の無形文化財に指定されています。

かつては10月28・29日に五穀豊穣の祝いとして行われていましたが、現在では10月末の土日に行われています。

大橋の三匹獅子舞は先獅子・中獅子・後獅子と猿、謡手(歌い手)が各一人ずつ登場し、さらに笛数人で構成されています。
舞の内容は、28日が「宿入り」と呼ばれ、宿になる家の馬屋の馬をほめる舞で、29日は「神前の獅子舞」と呼ばれ、神社の建物の立派なことと、建物を建てた大工の腕が立派なこととをほめる舞をします。また、猿が安産及び良縁のまじないとして活躍します。
さらに、最後に観衆に向かって柿を投げますが、これは神前に供えたお下がりを分け与えるという意味があります。

胡録神社内を散策

もうすっかり日も暮れた19時前、胡録神社前に到着しました。

鳥居のある階段の方ではなく、社殿裏の方(住宅街)から行ったため、少し迷ってしまい親切な地域の方に道案内をしていただきました。
鳥居に続く参道のすぐそばにバス停がありますので、そちらから行くことをオススメします。

ちなみに、社殿裏の住宅街の地域の掲示板にはこんなポスターが貼ってありました。
カッコいいデザイン!迫力がありますね…!

獅子舞の開始まで時間がありましたので、鳥居の方にも回ってみました。

屋台が1つ出ており、電灯とともにいい雰囲気があります。

社殿に続く階段は結構段数があります。足腰に不安のある方は、社殿裏の出口の方から行った方が良いと思われます。

階段を登りきると「鎮守御祭礼」と書かれた提灯が明るいです。

社殿前にはゴザが敷かれていました。謡手と笛の方が座る座布団とマイクもあるのが特徴的です。

ここで、このあと三匹獅子舞に出るはずの猿の方がいらっしゃいました。慌てていてブレまくりです。奉納の前に、集まった観衆にサービス(?)しに来てくれたのです。

はいチーズ!と声をかけると、バッチリ撮れました。ありがとうございました!

次のページ:舞がスタート