大賞・優秀賞以外の応募作品一覧④
どれも素晴らしい作品ばかりです。ご応募くださった撮影者様渾身の、豪華絢爛な作品をぜひご覧ください。
ご応募いただいた順に掲載しております。
なお、どの作品も素晴らしく全てにコメントを添えさせていただきたいのですが、ありがたいことにたくさんのご応募をいただいておりますので、いくつかの作品に審査コメントを付記させていただきました。
はやしすすむ さん
「追想、ふりかえり」
彩(いろどり)は、年の記憶。振り返りは、辿る様子。
撮影場所:東漸寺
撮影日:2017/12/7
審査員コメント
- 重なる紅葉の影が映る、透き通った赤と橙色が、秋の陽射しを感じさせます。
「黄陽(おうよう)」
明るい黄葉が周囲を照らす。
撮影場所:東漸寺
撮影日:2017/12/7
審査員コメント
- イチョウの葉の柔らかな黄色と、穏やかな仏様の表情が優しく包むような暖かさを伝えます。
「うねり と 静物」
時の彩はうねり襲うも
大屋根は時代を経た安寧の静物
撮影場所:東漸寺
撮影日:2017/12/7
審査員コメント
- こんなにもお陽様のまぶしさを感じる紅葉の写真は他に見たことがありません。おそらく限られた日、限られた時間にしか出会えないはずの黄金に輝く紅葉を、こうして見られることは写真の醍醐味のひとつだと思います。
飯島大志さん
「紅葉への誘い」
門の中は素敵な紅葉の世界が広がっていました。
撮影場所:本土寺
撮影日:2017/12/1
「紅葉に見守られた鳥居」
鳥居を囲むように、綺麗な紅葉があたたかく広がっていました。ローアングルから見上げるように撮ってみました。
撮影場所:本土寺
撮影日:2017/12/1
審査員コメント
- あちらこちらから、紅葉が鳥居を見守っています。あまりに見られて恥ずかしいのか、鳥居まで赤面……いや、赤鳥居になってしまっていますね(笑)赤、橙、黄、そして緑と、色とりどりの自然を巧みに切り取った秀作です。
長山海澄さん
「紅葉への誘い」
黄色く紅葉した葉っぱの虫喰い穴から赤い紅葉と五重塔を覗いてみました。
撮影場所:本土寺
撮影日:2017/12/8
「廻転」
紅葉の妖艶で異世界に迷い込んでしまいそうな雰囲気を、狐を中心に撮影することで強調してみました。
撮影場所:本土寺
撮影日:2017/12/8
審査員コメント
- ユニークな撮影方法ですね。どうやって撮影したのかとても気になります……。狐といっしょに、紅葉に吸い込まれてしまいそうな感覚を覚えました。
田中弘さん
「空を覆う紅葉」
帰り道に、仁王門の手前、見上げると太陽の光を受け輝くモミジが非常に綺麗でした。本土寺境内の紅葉を楽しんだ記憶とともに今も強く心に残っています。
撮影場所:本土寺
撮影日:2017/12/4
「秋彩」
境内の五重塔と深紅に染まったモミジが非常に美しく、京都の景色を思い出した。東京の近郊で美しい紅葉を楽しめる社寺は少ないと思います。毎年、本土寺の紅葉時期に撮影に来ています。
撮影場所:本土寺
撮影日:2017/12/4
審査員コメント
- 向かって左の枝には葉がもうほとんど残っておらず、右の枝には今が盛りの紅葉が真っ赤に色づいているという対照的な作品です。五重塔の重厚な赤と、紅葉の鮮やかな赤が美しい対比ですね。
大賀博さん
「東漸寺の紅葉」
大きな紅葉の樹が建物を覆い隠すかのような圧倒的な迫力に惹き付けられました。
撮影場所:東漸寺
撮影日:2017/12/1
審査員コメント
- 緑色、黄色、赤色とだんだんになって、手入れの行き届いた建物を覆っています。壁の白色、柱のどっしりした黒褐色、このバランスはめったにない絶妙な配置になっていて素晴らしいです。
「東漸寺へようこそ」
最初の門を通過すると、長い参道が続きます。入り口の雰囲気がとても素敵でした。
撮影場所:東漸寺
撮影日:2017/12/1
審査員コメント
- 構図が寺社を訪れた人々の目線に近く、見たものを実際にその場に来たかのような感覚にさせます。
「東漸寺へようこそ」
長い長い参道を行くと、本殿があり、お墓があり、祖先に再会できる喜びを感じました。
撮影場所:東漸寺
撮影日:2017/12/1
全作品は以上です。ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました!