「第1回 松戸の寺社春色フォトコンテスト」の結果が、このたび慎重な審査の上決定いたしました。
素敵な作品が多く、また、たくさんの方にご応募いただき選ぶのに大変苦心しました。ご応募いただきましたみなさまに御礼を申し上げます。
なお、大賞の方には個別にご連絡を差し上げ賞品を発送いたしますので今しばらくお待ちください。
大賞
「桜」
寺にいながらも、メインは桜で、あえて、背景のお寺をできるだけ、でも後ろにはお寺があるとわかるくらいにぼかしました。寺をほぼうつさない贅沢な1枚です。
作者:石井那々実さん
撮影場所:本土寺
撮影日:2016/4/11
審査員コメント
- 枝垂桜ですが、印象的な八重咲きですね。写真は大きな花をしっかりとらえて華やかさを十二分に伝えてくれています。淡くぼんやりと見える建物は五重の塔か七重の塔でしょうか。「寺社で華やぐ桜」というタイトルにぴったりの作品と思いました。
- 少々暗めの境内に八重咲きの桜がよく映えています。背景のボカシがいい味を出していますね。冬から春へ、季節の移ろいを端的にとらえたすばらしい作品といえます。
全応募作品
大賞には一歩及びませんでしたが、どれも素晴らしい作品ばかりです。豪華絢爛な作品をぜひご覧ください。
画像をクリックすると大きくなります。
IZMIさん
「春爛漫」
撮影場所:松戸神社
撮影日:2016/4/6
審査員コメント
- 橋の欄干の鮮やかな赤色と、奥にそびえる桜の薄紅とのコントラストが印象的ですね。穏やかな春の空気をうまく切り取った秀作です。
吉田奈月さん
「松戸神社の桜とヒヨドリ」
松戸神社の満開の桜にヒヨドリが花の蜜を吸いにきていましたよ。ヒヨドリは灰褐色の地味な鳥ですが、よく見るとホッペが赤いところがとても愛らしいです。この子はくちばしに花粉を沢山つけていますね。
撮影場所:松戸神社
撮影日:2016/4/3
審査員コメント
- 満開の桜にヒヨドリという絶妙なタイミングをとらえた一枚で、なかなか得難い作品と思います。ヒヨドリの一瞬の表情までとらえているのは撮影者の熟達を思わせます。
松本和之さん
「本堂を飾る枝垂桜」
樹齢330年余の枝垂桜は老木となってもその権威と優美な今も昔も変わらぬ春を演出
この枝垂桜から始まり境内のソメイヨシノへと移り変わる
撮影場所:東漸寺
撮影日:2016/3/31
審査員コメント
- お寺と桜がバランスよく配置されていて、落ち着いた写真です。桜はお寺を飾って盛り立てて、お寺はその桜を大切に守るかのようです。古風な夫婦のすてきな関係に似て、ほっこりさせられる写真です。
「共演」
撮影場所:東漸寺
撮影日:2016/3/31
審査員コメント
- 上から降り注ぐ桜とお寺の色合いが素朴で優しい写真です。背景の青銅と組み合わさり、ほんのり色づいた桜が美しい。
岸田晶人さん
「天に向かって」
松戸市民でもあまり知られていない傳法寺のしだれ桜です。真下から見ると逆に天に向かって咲いているようでした。
撮影場所:伝法寺
撮影日:2016/3/31
審査員コメント
- 鮮やかな青空に映える、とびっきり美しいしだれ桜です。華やかな桜色が豪華な一枚に。
タケさん
「門外から臨む桜」
お寺の中で楽しむ桜もあれば、お寺の外から壁や門越しに観て楽しむ桜もあるんだな」ということを写真を撮ることで気づかされました。
撮影場所:松龍寺
撮影日:2016/4/9
審査員コメント
- 夕暮れ時でしょうか。やや曇った色合いが桜を幻想的に映し出しています。お寺の軒下のフォトフレームで切り取られた桜も素敵ですね。
「桜、松と神社」
写真の正面ど真ん中の「松」が主役で、画面右上の「桜」が脇役みたいな写真です。画面いっぱいの桜の写真もいいですが、画面に少しだけ覗く桜の写真もいいのではないかと思います。なにせ、「松戸神社」ですから・・・。写真タイトルの中にある「松と神社」は「松戸神社」と引っ掛けた駄洒落です。そういう遊び心もあっていいのではないかと思います。
撮影場所:松戸神社
撮影日:2016/4/9
審査員コメント
- 「松と神社」!お見事。立派な松に華やかさをプラスする桜も愛らしいです。
「残桜」
満開の時期も過ぎ、ほとんどの桜が散っていましたが、一輪だけ残っていた桜・・・愛おしいと思いました。
撮影場所:松戸神社
撮影日:2016/4/9
審査員コメント
- 神社の明かりと相まって、寂しさと静けさの中にぽつりと咲く桜はどこか愛嬌がありますね。
あるぱ7216さん
「花にはしゃぐ頃」
松戸市の江戸川河川敷は、菜の花開花時は特に人気散策路として賑わいます。また付近の社寺も桜が咲き乱れる頃は、普段は余り立ち寄らない小さな社寺も賑わうのがこの時期です。まさにハイキングに最適なこの時期!!黄色いバックは菜の花。そこにはしゃいで散策する観光客を撮りました。
撮影場所:道六神宮
撮影日:2016/4/2
審査員コメント
- 菜の花を背景にした桜は色鮮やかな1枚になりました。うきうきとするような、楽しい写真です。
湯浅充也さん
「青空の桜と伝法寺」
青空の日に伝法寺で撮影した、しだれ桜です。
撮影場所:伝法寺
撮影日:2016/3/31
審査員コメント
- 雲ひとつない快晴の青空キャンバスに、見事に枝垂れ桜が咲き誇りました。まちなかにあって存在感が引き立ちます。
- 日蓮上人像が桜の降り注ぐ青空に祈りを捧げているようで、背筋が伸び、開放的な写真です。今にも「今年も綺麗に咲きました」と喋り出しそう。
- 青空・桜・門のメリハリのあるコントラストが非常に美しい1枚になっています。枝垂れ桜の濃い薄紅色が際立ちます。
湯浅充也さん
「宵待さくら」
夕方ふらりと立ち寄った神社でさくらを見ていたら、神社に灯りが灯り出しました。昼のざわめきでもなく夜桜でもない時間の間(はざま)のなんとも言えないゆったりとした時間を切り取りました。
撮影場所:松戸神社
撮影日:2016/4/3
審査員コメント
- 幻想的で、桜に攫われそうな気がしてしまう、素敵な写真です。橋の先へ進んでみたくなる雰囲気があります。
石井那々実さん
「お仕事」
お寺と桜をとっている時に、奇跡的にとれた1枚です、桜がひらひらとちっている所を走っているお仕事をしているおじさんが、とてもかっこよくうつっているのがポイントです。
撮影場所:本土寺
撮影日:2016/4/11
審査員コメント
- 豪華絢爛な桜の下を疾走する車がユニークな作品です。日常と地続きな、ほっこりする1枚ですね。
「季節」
冬もおわり、春がおとずれ桜が咲いて、あたたかくなったからこそたべたくなるアイス。桜がキレイと見ながら歩いていても、ついつい目がいってしまって、たべたくなってしまいました。とうふアイス…とっても味が気になりました。
撮影場所:本土寺
撮影日:2016/4/11
審査員コメント
- 奥に見える門とのコントラストが、一斉に咲き誇る桜の美しい白を引き立てる作品ですが、視線を落とすと「とうふアイス」。同じく白いとうふへ連想が広がり、味覚を刺激する面白い1枚です。