松戸市無形文化財「上本郷の三匹獅子舞」

松戸市無形文化財「上本郷の三匹獅子舞」

2016年9月8日

大獅子のステップ

大獅子の全身を映しましたので、独特なステップをご覧いただけます。

三匹で舞う

9つ目の演目「さがりは」は三匹で動きをあわせて舞います。腰を落とし社殿の階段手前まで進み出ます。

この時点ですでに30分も舞い続けているため、舞子には相当な疲労が溜まっています。

花籠

画像や動画の端に、色とりどりの花の飾りがついた縦長のものがあるのに気づいた方もいらっしゃると思いますが、この花籠はなかごを各組最後の曲で使用します。

花籠をゲートのようにして持ち(舞子とは別)、その間を獅子が通ってゆきます。

一層盛り上がり、激しい動きを見せるこの曲では舞子もくたくたです。周りの世話人に威勢の良い声で応援され持ちこたえ、高くダイナミックに飛びはねます。

なんとか最後まで舞いきることができ、終了したあとは足元がおぼつかない様子で世話人に支えられ社務所へと戻ってゆきました。

舞子

勇猛な獅子を舞う舞子についてご紹介します。

男子のうち14歳前後からなることができる合計18人の舞子は組が進むごとに年齢が上がっています。
風早神社最初の「岡崎下」は1~2年目の舞子、本ページで特集した二つ目の「橋掛り上」は3~4年目、3つ目の「剣上」は5~6年目の舞子です。

風早神社最初の演目「岡崎下」のフレッシュな獅子たちです。

上本郷の三匹獅子舞は、フレッシュな舞からベテランの舞まで、さまざまに楽しむことができるのです。

次回はぜひ、実際にご覧ください!